連載 第34回 独断と偏見! 間取り・設備のアドバイス ⑧子ども部屋

某住宅雑誌が実施した、注文住宅を建てた人の「間取りで失敗したランキング」のアンケート調査によると、1位:収納(31.6%)、2位:配線計画(28.6%)、3位:部屋の広さ(21.8%)となっています。
いずれも住んでみないとわからない事柄ではありますが、収納に対する不満が圧倒的に多いのがわかります。
取材先で時々聞くのが、「収納がたくさんあると、つい物をたくさん買ってしまうので、あえて少なくしました」という施主さんの声。しかし、ほとんどの人が「やっぱり物は増えますね」と後悔しています。
快適に暮らすために収納は必須なので、延床面積の15〜20%は確保したいもの。多ければいいということではなく、「使いやすさ」がポイントになります。
しまってある場所と使いたい場所が離れていると、取り出すのも面倒ですよね。用途に合わせて、使う場所にいちばん近いところに分散させる、これが収納の鉄則です。
家族が集まる機会の多いリビングは、家中で最も汚れやすい場所でもあります。子どもが勉強道具やおもちゃを広げることも多いでしょう。リビングに勉強道具をしまえるスペースや、小上がりの畳コーナーの下部におもちゃを簡単に片付けられるスペースがあれば、常にリビングがすっきりします。
玄関ホールの収納もひと工夫したいもの。女子率が高い家なら、靴がどんどん増えていくのは目に見えているので、シューズクロークを広く作っておくべきです。
ゴルフバッグやベビーカーを収納したいのはもちろんですが、コートやスーツ、制服などの上着をかけるポール、ランドセルやお稽古道具を置く場所も玄関にあると、朝のお出かけ時がとてもラクです。
また、サーフィンやスノボ、キャンプが趣味という方のために、アウトドアストッカー(外部収納)をお勧めします。濡れたボードや汚れたキャンプ用品を、駐車場から直接収納できるので便利です。既製品の物置で済ます人もいますが、どうしても建物とのバランスが悪くなります。できれば建物内にビルトインして作りたいところですが、庭の一角に「離れ」のような小屋を創ってもらうこともできるはずです。一度相談してみてください。
掃除道具の収納場所も意外と悩むもの。これもリビングやキッチンに近い場所に専用の収納スペースがあると便利です。最近は、階段の一番下やTVボードの下に「ルンバ基地」を造作する家もよく見かけますね。
パントリーで気をつけたいのは、棚の奥行きをなるべく浅くすること。奥行きが深いと、詰め込みすぎて奥の物を取り出しにくくなるからです。ただ、下の方を大きめに開けておくと、お米や箱買いしたビールなど、かさばる物をストックしておくことができます。
そういえば、コストコで購入した物専用の収納スペースを確保する家もちらほら見かけます。
小屋裏が欲しいという方も多いと思います。小屋裏は天井の高さが1.4m以内と決められていて、固定資産税の対象にならないボーナス空間です。
雛人形や五月人形、クリスマスツリー、アルバムなど、日常的に使う頻度の少ない物の収納に便利です。十分な広さが取れるので、ご主人の隠れ家的書斎や子どもたちの秘密基地にもなります。換気と明るさを確保するために、窓を設けることをお忘れなく。
ハシゴだと危険なので、階段で上がるようにしておくと安全で普段使いしやすくなります。
text. 木村 大作
毎年200邸、累計3,000邸以上の住まいを取材する住宅ジャーナリスト。2014年、納得住宅工房で自邸を新築。著書に「失敗しない家づくりの法則」がある。浜松市在住


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