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もしもの災害時の際も家全体で対策できる!雨水だけで暮らす家「OTS ハウス」とは?

2021.11.25

ライフラインの中でもとくに重要度の高い「水」と「電気」。そんな2つの重要素を自給自足できるのが静岡県にあるTOKAIが創った「OTS ハウス」です。その仕組みを解説していきます。

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災害時に度々不足することで、ニュースになるのが飲料水。3.11の際は災害被害が少ない東京でもコンビニやスーパーからミネラルウォーターがなくなったことを記憶している方も多いのではないでしょうか。

そんな災害時に大活躍するのが、井戸や貯水タンク。とはいえ、井戸は地域が限定されますし、貯水タンクはマンションならまだしも、一戸建ての住宅では…と思った方も多いかと思いますが、TOKAIが10年かけて創った「OTS ハウス」なら、それが叶うのです。

静岡県静岡市に本社を置くTOKAIは、ガスや電力などエネルギー事業や情報通信サービスを展開する会社です。そのエネルギー事業からのノウハウを活かしてできたのが、「OTS ハウス」です。「OTS」は「On The Spot」の略。

太陽光などを利用して、自給自足し、ゼロエネルギーを叶える環境配慮型住宅です。その目玉の1つとしてあるのが、雨水を貯水、ろ過して生活水として利用するシステム、ウォーターコンシャス。

一次ろ過器ではプリーツ状に折り畳んだ構造で表面積を増やしたカードリッジフィルターで砂や鉄さび等の不純物を確実に除去。さらに、二次ろ過器では高性能な活性炭フィルターの高い吸着力で色・臭いの原因物質や一般細菌を徹底除去したあと、塩素消毒液を添加し水道水と同等レベルの水を生成します。

しかも、1万2000リットル、バスタブ約60杯分の雨水を貯水できるタンクを地下に設置。また上位システムのアドバンスでは、ろ過装置をアップグレードすることにより、雨水に加えて、生活排水も循環。より安定して貯水することができます。

近々、必ず起こるといわれている東海沖地震。その地域にあるからこそ考え出されたこちらのシステム。家族の安心安全を気にしている方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

「OTS ハウス」ウォーターコンシャスの自給自足システム

「OTS ハウス」アドバンスの自給自足システム

「OTS ハウス」雨水の効率的な集めるシステム

①効率的に雨水を集める屋根デザイン
一方に傾斜した特徴のある屋根デザインにより、降る雨を効率的に集めます。

②雨どいフィルターで、ごみを取り除く
屋根で集めた雨水は、フィルターを備えた雨どいを通りながら、まずはゴミなどの不要物が取り除きます。

③庭からも上手に雨水を受け止める
敷地内に降った雨を効率的に雨水タンクに運びます。

「OTS ハウス」ろ過システムの仕組み

逆浸透膜とは水分子の孔(0.0001ミクロン)のろ過膜に圧力をかけて、水分子だけを取り出す最高水準の浄水技術です。水分子以外の大きな分子(放射性物質、一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、その他有害な物質など)はすべて処理水として分離されます。
より詳しくシステムを知りたい方はぜひ「OTS システム」HPへ!
https://ots-amehiconso.jp/otshouse/
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