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信頼できる住宅会社とは?/失敗しない家創りのルール第12回

2022.01.04

毎年200邸、累計3000邸以上の住まいを取材する住宅ジャーナリスト木村大作氏による家創りに対してのコラム。

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「さあ、家を建てよう」と思い立ったら、あなたはどの住宅会社にお願いしますか? 会社の規模や知名度だけで選ぶのは危険です。参考までに、よい住宅会社を見極めるポイントをお伝えします。
1.レスポンスが早い
住宅雑誌の取材で「なぜ、この会社を選んだのですか?」と施主さんに質問すると、いちばん多い答えが「担当者の人柄」で、次に多いのが「対応の早さ」です。資料請求したらすぐに郵送してくれる、電話やラインで質問するとその日のうちに回答が来るなど、打てば響く担当者がいる会社は信頼できます。反対に、なかなか返信してくれないと、建てた後のメンテナンスも不安になりますよね。

2.打ち合わせの議事録を必ず書いてくれる
施主さんと住宅会社との間で最も多いトラブルが「言った」「言わない」の水掛け論。そんな事故を未然に防ぐためにも、毎回打ち合わせが終わるたびに担当者が議事録を書いて、施主さんに署名をもらい、情報を共有するのが理想的です。

3.見積りが明確でわかりやすい
見積りの書き方を見れば、その会社の姿勢がわかります。数千万円もする大きな買い物なのに、一式○○円と記載された項目が目立つどんぶり勘定の会社は要注意。反対に、最初から外構まで細かく見積りに書いてある会社は、家創りにかかる総額がわかるので安心できます。

4.現場がいつも整理整頓されている
いつ見に行っても現場がきれいに整理整頓されていると、その会社は信用できます。大工さんや職人さんが笑顔で挨拶してくれる、作業後の掃除が行き届いている、雨天に備えてしっかりと養生している、車や道具箱がきれいに手入れされていると、ていねいな仕事をしてくれそうと期待できます。

5.家創りが好きなスタッフが集まっている
社長、営業、設計、現場監督、コーディネーターの誰もが、家創りが好きでたまらない人たちかどうか。本当に家創りが好きな人は、「自分だったらこうします」「それはやめた方がいいです、お客様にはこっちの方が合うと思います」と、自分の家を建てる気持ちで真剣に取り組んでくれます。何でも話しやすいスタッフとの打ち合わせは楽しくて、引渡し後もずっと良好な信頼関係を保つことができます。一方、他社の悪口ばかり言ったり、自分の都合で契約を急かしたりするような担当者はいただけません。

6.経営状況が健全である
住宅会社とは、完成してからも長いお付き合いが続きます。それなのに、ある日突然倒産したり、他社に吸収されたりしたら、メンテナンスや保証はどうなるのかしらと不安になりますよね。毎年同じぐらいの着工棟数をキープしているか、社員の離職率が増えていないか、後継者がいるかなど、経営状況も調べておきましょう。
text. 木村 大作
毎年200邸、累計3,000邸以上の住まいを取材する住宅ジャーナリスト。2014年、納得住宅工房で自邸を新築。著書に「失敗しない家づくりの法則」がある。浜松市在住
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