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入居が令和6年になると減税額がガクンと減る? 知っておくべき住宅ローン減税のこと / nattoku住宅のスタッフコラム

2023.03.09

皆さん、こんにちは!nattoku住宅の志村です。

本日は減税のお話をさせていただこうと思います。いわゆる住宅ローン減税のことです。

今、住まいづくりを検討されている方は、住宅ローン減税という減税について名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

この住宅ローン減税は、昔からかたちを変えながらずっとあります。私が新築した14年程前もこの制度があり、恩恵を受けました。

以前より、現在の方がかなりたくさん戻ってきますので羨ましいです。さて、この住宅ローン減税は、「入居」年月日が重要になります。

現時点で検討している方で、資材高騰等しているから先送りにしよう!って思っている方もいらっしゃるかと思いますが、注意しなければならないのは、入居が令和6年になると減税額がガクンと減るという点です。

↓↓↓の表をご覧ください!



令和4.5年と令和6年入居では、500万円~1000万円減額されています。

安易に資材高騰のニュースだけに捉われると損してしまう可能性もあるので注意が必要です。 

注文住宅を検討する際には、約1年くらいの長丁場になることが多いです。また土地から探すことになるとさらに長くなる可能性もありますよね。

ですので、今は令和5年ですから来年住宅ローン減税の借入限度額が減るのでちょっと急がないとならないかもしれません。

焦って、一生の買い物である土地や建物の仕様等を決めるのは不安ですよね?

将来的に新築をご計画する場合は、1年スパンではなく不測の事態(土地が見つからないなど、新築する際には結構いろんなアクシデントが起きます)を想定して2年くらいは余裕を見て計画する位の方が、じっくり検討できてアクシデントも起きにくいと思います。仮にアクシデントが起きても焦らず対処できます。

注文住宅を土地から検討される場合は、折角の減税もあるので、その期間も見ながら早めに検討していくことをオススメします!

住宅づくりは、「家」だけでなく、土地、銀行、税金、建築基準法(法律)等々本当にこれでもか!ってくらいいろんな所と絡みが出てきます。

正直全部を把握するのは不可能に近いかもしれません。そんな時こそ私たちの存在が重要になってくるわけです。

全包囲網でお客様をバックアップしていきますので、住宅づくりの期間は私たちを専属マネージャーくらいに考えていただき、活用いただければ嬉しいです!

ここからが重要です。
先程の住宅ローン減税で注意をして頂きたいのが、すべての人が令和6年になると減額されるかというとそうではないということです!

最大減税額を受けるためには・・・
 
(年収1000万円として計算:所得税額によるため)
■ 認定住宅  約7700万円
■ 
ZEH住宅  約7000万円
■ 省エネ住宅 約6100万円
■ その他   約4700万円

実は、この大きな借入額以上が必要なってきます。
あとは納税額によって変わってくるんですね。

ちなみに、この13年間の最大控除額は
 
■ 認定住宅 :455万円
■ ZEH住宅 :409.5万円
■ 省エネ住宅:364万円
■ その他  :273万円

大きな額が減税になりますが、皆さんがこの大きな減税を受けられるワケではありません。
あくまで上記の大きな借入額を借りた場合に控除される減税額となります。

ここまで借入されない方、もしくは対象となる環境性能によっては、影響を受けない可能性もあるんです。

お客様によってまったく異なるので、一概には言えないというのがこの制度になりますので、住宅ローン減税の入居年に焦る前にご自分がどれくらい減税されるのか?お調べいただいた方が得策かと思います。

減税額を知っていながら、じっくり住宅づくりをしていければ、きっと納得できる住宅を手に入れることができるはずです!

住宅ローン減税の入居年に煽られ、焦ることがないように正しい知識を持っておきましょう。

ぜひ、お気軽にご相談ください!

あまり見る機会が無いと思いますが、折角の機会ですのでこんなページも開いてみましょう! 

財務省HP:https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2022/04taikou_01.htm
国交省HP:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html

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